家を建てるために必要な費用は?注文住宅に必要な費用を徹底解説!

これから家を建てたい方にとって、家を建てるのにどのくらいの費用がかかるかは気になるポイントですよね。
もちろん、建てる住宅の規模や土地の有無によっても全体の予算は変わりますが、ある程度全体を理解しておけば家づくりをスムーズに進めることができます。
家づくりに必要なお金は土地と建物だけではありません。
今回は家づくりにかかる費用の全体像について解説していきますので、自分たちの予算でどのくらいのお家を建てられそうか参考にしてみてくださいね。
家づくりにかかる費用
新築一戸建てを建てる際にかかる費用は大まかにまとめると下記の通りです。
・土地代
・建物代
・付帯工事費
・諸費用(税金など)
上記の価格を合計した金額が家づくりにかかる全体の予算となります。
一般的に家づくりにかかる費用で思いつくのが土地代と建物代でしょう。家づくりの総予算が3,500万円だとした場合、土地が1,000万円で建物が2,500万円で家を建てられると考えてしまいますが、単純にそうはいきません。
土地や建物以外に付帯工事費や諸費用も考慮しなければいけません。そのため総予算が3,500万円の場合は付帯工事費や諸費用も含めた土地と建物で予算を考えましょう。
返済方法では一般的に住宅ローンを組み返済計画を立てることになると思いますがが、ここで気をつけてほしいことがあります。
それは、借り入れできる最大金額で予算を組むのではなく、確実に返せる金額で借り入れることです。
最近ではコロナの影響で返済が滞り、住宅ローン破産になっている人が増えています。コロナだけに関わらず、将来のことは予想することができません。そんな予想できない場合のリスクを考えて、現実的に返せる金額を借り入れることが無理のない返済計画として大切な考え方になります。
夢のマイホームを前にどうしても理想が膨らみ、借り入れできる金額全てを考えてしまいますが、家づくりはリスクに備えることが大切です。背伸びして夢のマイホームが手に入ったとしても、返済計画が心配な状態では安心した生活はできませんね。
夢のマイホームで毎日安心した快適な生活を送るためにも、返済計画はリスクに備えるようにしましょう。
付帯工事費とは?
家づくりは建物を建てるために建物だけでなく、建物に付帯したものの工事などに費用がかかります。それを付帯工事と呼びます。
土地が弱ければ地盤を補強する地盤の工事や、ガス・電気・水道などのライフラインを住宅に引き込む設備工事、駐車場などの外構工事があげられます。
特に地盤改良工事費は高額のため、土地を選ぶ際は地盤の改良が必要なのか、改良が必要な場合は全体の予算にも影響するためどのくらいかかるのか把握しておきましょう。
意外と多い諸費用
付帯工事以外にも税金や手数料などの支払いが発生します。人によって様々ですが、諸費用は一般的に、土地の購入代金と注文住宅の建築費用を合計した金額の10%から12%前後と言われています。
諸費用一覧
・登録免許税・・・登記に必要な税金
・印紙税・・・契約書を作成する場合に必要な税金
・不動産取得税・・・不動産を取得するときに課される税金
・住宅ローン手続きにかかる費用
・つなぎ融資費用
・火災保険、地震保険の保険料
など
その他にもインテリアや新しく家電を購入するための費用や、引っ越し費用も必要です。
土地と建物の値段で諸費用も変わるため、一概にいくらとは言えませんが決して安い金額ではありません。諸費用は必ず発生するものであり節約することもできないため、家づくりでは諸費用を念頭に入れた費用を考えなければいけません。
自分たちの予定している予算でどのくらいの大きさのお家が建てられるかは、家づくりのプロに直接相談するのが賢明です。
工務店の中には費用などの返済計画も相談に乗ってくれる会社もありますので、まずは予算も含めて家づくりについて相談してみましょう。
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