これで安心!ハウスメーカー、ビルダー、工務店の特徴を徹底解説!

みなさんも一度はハウスメーカー、ビルダー、工務店という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。
そこで浮かび上がる素朴な疑問、それぞれ一体何が違うのか。。。
もちろん、全て家を建てるという意味に違いはありません。
そこで今回は、ハウスメーカー、ビルダー、工務店それぞれの違いをわかりやすく解説していいきます。
そもそもハウスメーカーとは?
ハウスメーカーという言葉は和製英語であり、英語では家を建てる会社のことをハウスビルダーと呼びます。そのため正式な定義はありませんが、定義するとすれば「自前の生産設備を持っており、建築資材を工場で大量生産することで規格化(プレハブ化)することによって、注文住宅の大量生産を全国規模で行うことができる会社」と表すことができます。
ハウスメーカー、ビルダー、工務店の違いとは?
ハウスメーカー
ハウスメーカーとは年間の販売棟数は数千棟~1万棟を超え、全国に拠点を構えている会社のことを指します。それぞれの会社で、木造軸組工法、ツーバイフォーなどの商品ラインアップをもっており、モデルハウスなどの展示場を構えています。住宅を規格化しているため、全国どこでも一定水準以上の品質を保つ安心感があります。
建てた後に会社がなくなってしまいアフターメンテナンスをどこに頼んでいいか困ったなどの心配もいりません。
注文住宅ではあるものの会社ごとに規格があるため自由度は下がりますが、一定の品質の高さと完成後のメンテナンスなどのトータルで失敗のリスクが低いと言えます。
デメリットとしては住宅の自由度が低く、自由度を求めると予算が大幅に上がってしまうことや、転勤などで担当者が変わってしまうなど挙げられます。
ビルダー
ビルダーとはハウスメーカーほどの規模はないものの、年間数百棟~数千棟程の住宅を供給する会社のことを指します。
ハウスメーカーと比較すると全国的な知名度は劣るものの、地域に根ざした家造りができるためハウスメーカーよりも信頼が厚い会社も多いです。
工務店
工務店とは、年間数棟~数十棟の規模で活動している地域密着型の、言わば家づくりの職人集団です。一棟一棟フルオーダーで丁寧に創り上げるため、完成まで時間がかかることも珍しくありません。
ハウスメーカーなどで断られてしまうことなども条件によっては対応してくれたり、斬新なアイデアで実現したりします。
こだわりや理想を形にしたい方にオススメです。
会社選びは人それぞれ
注文住宅を建てる際にハウスメーカー、ビルダー、工務店の中でどれがいいかは、住宅に何を求めるかで変わるため人それぞれです。
ブランドや安心感を最優先に考えたいのであれば、信頼が厚いハウスメーカーがいいでしょう。
コストを抑えて土地なども含めてトータルで信頼できる会社にお願いしたいならばビルダーに、どうしてもこだわりたい理想があるならば自分の理想に近い家を建てている工務店になど、家造りは千差万別です。
自分たちが家づくりで何を大切にするかしっかりと考えたうえで、会社を選ぶことが後悔や失敗のない家づくりのためには大切です。