これで安心!リノベーションの流れを徹底解説

最近人気が上がってきているリノベーションですが、実際にリノベーションしたい場合に、どこに頼めばいいのか、どのような流れで進めていいのかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はリノベーションの具体的な手順について詳しくご紹介いたします。
この記事を読めばリノベーションがどのような流れで進むかわかり、実際にリノベーションを行う際にスムーズに進めることができるようになりますので、せひ参考にしてみてくださいね。
目次
1.物件探し
中古物件を購入してリノベーションする場合は、当たり前ですがまず中古物件が必要になります。そのため、まずは中古物件探しを始めましょう。
※物件を既に所有している場合はこの章を飛ばしてください
物件探しには、物件は不動産会社から購入しリノベーション工事は別の会社に依頼する場合と、不動産業務も兼ね備えリノベーションまでワンストップで行う会社に依頼する2つの方法があります。
どちらも中古物件を購入するという意味では同じですが、リノベーションを検討している場合はワンストップで行える会社に依頼する方がいいでしょう。
<ワンストップの会社に依頼するメリット>
- リノベーションの設計まで考えた物件選びができる
- 不動産とリノベーションの窓口が一つで済む
- 不動産売買の交渉と建物調査などの経験とノウハウがある
不動産専門の会社に依頼する場合は、リノベーションについて知識がないことも珍しくなく、リノベーションに向いていない物件を購入してしまう恐れもあります。
そうは言っても、不動産業務まで行なっている施工会社が少ないのが現実です。
そのような場合は、リノベーションをお願いしたい施工会社に中古物件探しもしていることを最初に伝えるようにしましょう。
施工会社の中には中古物件の内見などに同席するなど、物件探しを手伝ってくれる頼れる業者さんもいます。
実際にリノベーションを行う場合は両者の信頼関係が大切です。
実際に内見まで付き添ってくれることは珍しいかもしれませんが、物件探しにも協力的かどうかなど信頼してお願いできるか見極めることも必要です。
<不動産会社で探す場合の注意点>
どうしても中古物件探しを自分たちだけで行わければならない場合には注意点がいくつかあります。
中でも一番注意したいのが、物件情報サイトなどで気になった物件を見つけた場合に、その物件を取り扱っている業者にそのまま問い合わせしてしまうことです。
正直なところ、その不動産会社が信頼できるかどうかわからずに進めてしまった結果、不良物件やダメな物件を購入させられるというリスクもゼロではありません。
基本的に不動産会社は、どの物件でもご案内することができます。
そのため、まずは物件から入るのではなく、リノベーションのことまで含めて相談できるかなど、信頼してお願いできる不動産会社を探すようにしましょう。
2 . 物件購入
事前審査
気に入った物件が見つかったら、購入する意思を示す意味で買付証明書を提出しましょう。
買付証明書は売主側に物件を購入する意思があることを伝える意味を持ち、提出することで物件の詳細について情報をもらうことができます。
買付証明書に法的効力はなく、後からキャンセルできます。
買付証明書を提出すると同時に、金融機関に住宅ローンの事前審査を申し込みましょう。
事前審査の審査内容によっては、希望した物件を購入できないなどのこともありえますので、事前審査は早めに提出するようにしましょう。
どの金融機関がいいかなど不動産会社や施工会社がアドバイスや相談に乗ってくれることも多いため、相談しながら迅速に行いましょう。
不動産売買契約
購入する側は購入する意思を示し、売主側は物件の所有権などを買主に移転することを約束するため売買契約を結びます。
契約書は売主側の不動産会社が作成しますので、内容に不備などがないかしっかりと確認するようにしましょう。
売買契約の際に、物件金額の一部を手付金として売主に支払いますが、この手付金は売買代金に当てられます。
本審査
無事に事前審査を通過し、不動産売買契約を締結した後は住宅ローンの本審査に移ります。
審査期間は〜2週間くらいかかりますが、事前審査と同じように不動産会社や施工会社のアドバイスを受けて申請するといいでしょう。
ここでの本審査に通らないと、リノベーション自体なくなってしまうため、借り入れなど審査に必要な情報は正確に漏れなく伝えましょう。
住宅ローン契約
本審査も無事に通過して晴れて金融機関と住宅ローン契約を結びます。
住宅ローン契約後、司法書士の必要書類の確認後に住宅ローンの融資が実行され取引終了となります。
3 .リノベーションプラン設計
いよいよ、プラン設計に入り設計士との打ち合わせを行います。
ここで自分たちの要望を伝えきれないとプラン設計が思うように進まなくなってしまうため、しっかりと打ち合わせを行いましょう。
予算も限られていますが、お客様の要望を形にするのも設計士の仕事でもあるため、要望に合わせてプランを設計してくれます。
また、予算の中でできることも決まっているため、予め取り入れたいことの優先順位も決めておくと打ち合わせもスムーズに進めることができます。
最終的なプランの見積が確定するのは人それぞれ違いますが、概ね2〜3ヶ月くらいが一般的です。
4 .リノベーション工事
プランが確定したら、施工会社と工事請負契約書を結びます。
そして、工事関係の許可申請後にいよいよ工事が始まります。
工事が始まったら、後は完成まで安心かというとそうでもありません。
物件を解体してみたら、想定と異なっており補強工事や予定のプランを変更しなければならないことも十分にありえます。
そのような場合は現場の対応力含め、施主様と相談のうえプランを一部変更するなどの対応が必要になります。
リノベーションは中を見るまでわからないことも多いため、このようなことも起こり得ると予め想定しておくと、イレギュラーな事態でも慌てることなく進めることができます。
5 .引き渡し
工事が完了したら、施工会社による検査と施主検査を行います。
この時問題が見つかった場合は、遠慮するのではなく実際に済むのは施主様自身のため、きちんと報告し対応してもらうようにしましょう。
特に問題がなければ引き渡しを行い、新生活の始まりです。
今回はリノベーションの流れについてご紹介しました。
条件次第では新築より予算を抑えて新築と同レベルの暮らしを実現できるリノベーション。
リノベーションを成功させるためには、信頼できる会社選びにかかっていると言っても過言ではありません。
信頼できる会社を見つけて、素敵なリノベーションハウスを実現してくださいね。
らしくではリノベーションが得意な会社の情報も随時発信していきますので、お楽しみに!