天井現し
てんじょうあらわし
通常なら石膏ボードとクロスなどで天井を貼りますが、天井を張らずに梁を主役にして見せた作りにする手法のことです。
古民家をリノベーションする際に低い天井を取って空間に広がりを作るためにも使われます。
また長年使用された風合いのある梁をメインにすることで古民家の良さを生かした住まい作りが出来ます。
平屋であればリビングの天井を高くすることができ、空間に広がりを与えることが出来ます。
また、天井の梁をそのままいかしているので、クロスや塗装などの仕上げにかかる施工費がかかりません。
しかし、梁を見せる作りのため火災保険料が割安になる「省令準耐火」に適合しなくなる可能性があります。
また、天井が高くなるため空気の体積が増え冷暖房費が高くなることも。